農業科（園芸科学科・生物生産科）

草花や野菜の生産・利用に関する基礎的な知識・技術を学び、農業経営者や関連産業で活躍できる人材を目指します。

フラワーコース

ポインセチア、キク、サイネリア等の鉢花や観葉植物を対象として、栽培と経営のための知識・技術を学習します。地元幼稚園や小中学校への花壇苗の提供や校内の花壇の整備などを通して草花園芸を積極的に推進します。

ベジタブルコース

施設野菜（トマト・メロン等）と露地野菜（果菜類・葉根菜類）を対象として、栽培のための知識・技術を学習します。また、施設野菜では、複合環境制御による水耕栽培・溶液土耕栽培について学習します。

食料の生産に関する基礎的な知識・技術や愛玩動物の飼育方法を学び、農業経営者や関連産業で活躍できる人材を目指します。

グリーンコース

イネの栽培と活用方法を通して、栽培技術だけでなく、日本の食文化や水田が環境に果たす役割について学習します。畑作物であるトウモロコシ、スイカ、キャベツ、ダイコン等の栽培と経営について学習します。

アニマルコース

ブタ・ニワトリ等の家畜を対象に、安全な肉や卵の生産を目指した飼育管理や、畜産経営のための知識・技術を学習します。また、イヌ、ウサギ・文鳥等の愛玩動物を対象に、飼育管理やしつけに関する知識・技術を学習します。

高等学校で農業を学ぶ生徒によって組織されている。
クラブ員同士が助け合い、互いに向上し、充実した高校生活を送るために、農業学習の一環として取り入れられている。
学校農業クラブ活動の目的は、将来農業自営者や関連した職業を担う者として、社会に貢献し活躍できるための力を育てることにあり、そのために、１、科学性　２、社会性　３、指導性の三つの目標の実現・達成を目指している。このため、クラブ員一人一人が自発的に参加し、よく理解して、積極的に学習に活かすことが大切である。